10月中旬の台風前の一日に。

すっかり気温も下がって半袖では寒いこの頃。 浜離宮のコスモスは美しく、金木犀の香りと合わせて秋だなと感じさせてくれます。 今年は山行に恵まれず、北アルプスの槍も白馬も直前まで予定していたものが天候やら諸事情やらで中止になりました。 最後の予定が中止になった後、せっかく取った仕事の休みだったので、日帰りで木曽駒までバス使って行ってきました。 中央アルプスの主峰であるこの山ですが、ロープウェイで2600m程度まで上がれるので、お金かければ下の写真の景色がすぐに楽しめます。紅葉はここらでは終わっていて、2200mあたりまで下がっていたように思いました。 木曽駒ヶ岳自体は3000m弱の山で、この写真の場所からさらに登って1時間~1時間半程度。 お手軽な山ですが、標高を考慮しない格好をして登ると寒さで震えることになります。スニーカーにショルダーバッグみたいな方々が、ロープウェイ乗り場周辺(写真右)から足を伸ばして登ってきました、という感じで途中でちらほら見受けられましたが、見るたびに周りを巻き込んで事故を起こさないようにと願います。 2800m付近の稜線からは噴煙の上がる御嶽山を正面に見ました。これに関しては山登る人間として見ていて悲しい限りです。 通常の天候の変化や道迷いに対する備えはそれなりにしていても、噴火というのはほとんどのハイカーにとって想定外です。想定したって逃れようがないということもあります。 活火山は監視下にあり、登れるということはその上で安全だと思われる状態にあるからで、登山中に噴火が起きるということは、それこそ山の上で予知できない地震が起こることよりも想定をひっくり返される出来事。同じ状況にいたら自分はどうすることが出来ただろうかと考えさせられます。 山頂からの眺めは午後でしたので、北アルプスの穂高、槍だけ雲から頭を出して見えていた程度で、八ヶ岳も南アルプスも山頂付近は雲の中。下の木曽谷や伊那谷は良く見えました。 10月上旬の午後1時の気温は8度程度で風が強いため体感温度は3~4度といったところでしょうか。 中止続きの果ての山行でしたので、物足りなさはあるものの、高山特有の空気を楽しめて良かったです。今度ここに来る時は、しっかり準備して空木岳まで足を運びたいものです。