3月上旬の津和野一人旅

津和野へ一人旅。 仕事終わってそのまま新宿から津和野まで夜行高速バスで約14時間。 中国山地に囲まれた緑いっぱいの場所でした。 一日目は青野山という上の写真のきれいな形の山へ。 中国山地の山は色々と登ってみたいのですが、奥深くて車がないと行けないような場所が多くて残念。 この青野山は登山口まで津和野駅から徒歩1時間半くらい。 中国自然歩道になっているものの、パンフレット記載のメインルートへの連絡道は藪と化していたり、登山道では人一人も出会わなかったり、まだ季節的に早いということもありますが、とても静かな登山でした。 中国山地を歩く上で必須の熊鈴つけて、登山口から頂上まで50分くらい。 頂上には雪が残っていました。 900mの低山でも山陰だなと思わせてくれます。 途中までは針葉樹の鬱蒼とした林で、中腹からは落葉した広葉樹の幹がきれいな林。 山頂は広く、あいにくの曇り空でしたが、益田方面と津和野方面の眺望はありました。 900mであっても、関東付近の1900m程度の山に山頂の雰囲気が似ていて、気候の影響の大きさを感じました。 上りは山の写真右手から、下りは左手へ。 降りると青野山駅周辺の集落まで辿り着きます。 津和野とは一山隔てた場所なので、本当にひっそりとしていて、単線の山口線を列車が抜けていくほか、国道を走る車の音だけです。 青野山からは津和野まで歩道のない国道9号をずっと歩きます。 途中狭い橋梁や隧道があって、車が高速で走り抜けていく横を歩くので少々気をつける必要がありますが、歩行者・自転車OKの道なので堂々と行きます。 復路も1時間半程度で津和野へ戻れます。 宿は津和野の老舗旅館。 古いけれども、仲居さんが贔屓してくれて、お風呂を一人で入れるように調整してくれたり、昔話してくれたりで、とても気持ちよかったです。 翌日は津和野の一般的な観光名所巡り。 乙女峠・永明寺・太皷谷稲成神社・津和野城跡・鷲原八幡宮・森鴎外記念館、いろいろな味わいがありました。 おすすめは鷲原八幡宮裏の杉の巨木とそれに続く津和野城跡、津和野の時代を感じるルートで、歩けてとても良かったです。 津和野城跡は上の写真、前日に歩いた中国自然歩道の続きになっています。 花粉の季節で、風に揺られて杉の木の先から大量の霧状のものが漂っているのがわかるような具合で、マスクしてなんとかかんとか。 帰りも14時間夜行高速バス。 汗臭いまま乗れないので、唯一昼間でも入れる津和野温泉なごみの里に行ったのですが、ちょうどマラソン大会のあとで、若い子とおっさんが半々くらいで混ざった芋洗い状態でした。 津和野は温泉メインの観光地ではないので、そうでない楽しみ方ができないと、赴いても物足りなく感じるかもしれません。 バスは17時に乗って21時の休憩まで4時間はいろいろ我慢。 日が長くなってきたこの頃、ちょうど益田から浜田への走行中に夕暮れの日本海が見れて少し得した気分で帰れました。 中国自動車道に入ったらひたすらに寝るだけ。 起きたらあっという間に新宿です。 高速バスの旅とはいえ、距離があるのであまりお得感はないですが、一人旅でほっとするのにはちょうどいい場所で、とにかく歩いて疲れるのがポイント。 旅行財布が空なので3月はもうどこへも行く予定ないですが、また4月頭は桜を見にどこかへ。