8月上旬の扇風機の風の前で

雨に濡れた蜘蛛の巣 暑い日が続いてます。 熱中症に陥る高齢の方々が多くいますが、 ふと、今ほどに昔もこういう人達がいたのかどうか気になって、考えてみました。 ヒートアイランドに関して、 昔に比べてエアコンの排熱、車の排熱など熱源が半端無く増えたこと、東京においては緑地の減少というのもありますが、それより舗装路によって地表の熱がより冷めにくくなって、熱が地表から発散されにくくなっていることで暑いのがおそらくの現状です。 住環境の変化に関して、 一人暮らしの高齢者が増えて、家にこもりがちになってしまったこと、昔のような隙間の多い涼しい家屋が減って、高密閉性の住居が増えたことが原因でしょうか。特に今のマンションのような住宅は風が通らないから、冷房を付けずにはいられない暑さで、他の人が冷房をつけている中で、自分の部屋だけ窓を開け放っていても、周りのエアコンの排熱が入ってくるだけでひたすら暑いというどうしようもない状況。 ついでに言えば高齢の方々は感覚がどうしても鈍るので、喉の渇きを感じにくいということも合わさって、最悪な状況までいくんでしょうね。 現状で、都市部でエアコンを付けないで生活するのはもはや時代じゃないというべきなのかもしれないですが、なんだかエアコンがないと生きていけなくなる時代ってすごく悲しい感じがするのは私だけでしょうかね。空気清浄機とマスクがないと生きていけなくなる時代が来ないことを祈ります。 気になったので、気象庁の東京の過去のデータから100年前の10年間と今の10年間の気温の平均の差を出してみたのですが、 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 年の値 1902年-1911年 (明治末期) 3.13 3.49 6.76 12.57 16.42 20.24 23.32 24.64 21.36 15.75 10.28 5.21 13.59 2002年-2011年 6.28 7.11 9.82 14.73 18.94 22.76 26.35 27.63 24.34 18.88 13.76 8.74 16.61 100年の差 3.15 3.62 3.06 2.16 2.52 2.52 3.03 2.99 2.98 3.13 3.48 3.53 3.02 単位:℃ 観測精度の違いはわかりませんが、平均で約3℃上昇してます。特に冬に関しては約3.5℃。 一日の最低気温・最高気温の8月平均の差は最高気温が2.7℃、最低気温が3.3℃違うので、 この数字だけを見て考えれば、昼の熱が夜に逃げにくくなったとも捉えられます。 今の外の気温が27℃、もし100年前だったら24℃くらいになっていたかもしれないです。 温度だけで3℃。さすがに100年前の人は今はほとんどいませんけれども、古い書物で「暑い夏の日~」などと出てくる作者のその感覚はだいぶ違うんだろうなと思いました。 私は日記でなんでこんな憶測しまくってるんでしょうね。 たぶん、エアコンなしの部屋で窓閉めきってピアノ弾いていたせいです。 久々に扇風機の前で本読んで昼寝してピアノ弾いて過ごせた平穏な一日でした。