3月中旬のシューベルト日和

1ヶ月以上、寝る以外仕事しかしていなかった感じの日々でしたが、さすがに今日は帰ってから気持ちがついてこなかったので、ピアノの前で指動かしてました。 リストはサッと練習したら、あとは横にあったシューベルトの楽譜を眺めながら、楽興の時をゆっくり弾いていました。 それでふと気付いたのが、第6番の休符。 頭がモヤモヤしている時だからこそなのかもしれないですが、この四分休符や八分休符が無いと、この曲は全然面白くない、ただ美しいだけの曲になってただろうということをふと感じました。 メリハリという言葉を当てはめるのも微妙なこの休符。 弾いていると、一人の人間の孤独な嘆きのように聞こえてきました。 言葉の切れる瞬間の空気とこの休符がピッタリ合う感じです。 次のffからpにおちてガラリと力尽きるような最後に向かうあたり、「冬の旅」をも連想させる悲しさ。 もう10年以上前に弾きはじめた曲ですが、初めて曲と自分の指が合わさった感覚があって、感動しました。 あと、第2番を初めてゆっくり弾いてみたのですが、この曲は聴くよりも弾いているほうがずっと気持ち良いです。近いうちにちゃんと弾いてみたいです。